【YouTube広告】広告費10万円から始める動画広告について
本記事では、月額広告費10万円から始めるYouTube広告について解説していきます。
なかなか、いきなりWEB広告を始める時にYouTube広告から着手することはないかと思いますので、リスティング広告、ないしSNS広告(Facebook広告、Instagram広告、LINE広告など)を実施したことがある、または実施している、という前提となっておりますので、もし用語等が不明であれば、下記の記事を参考にしていただけると幸いです。
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この記事が、これからYouTube広告をテストマーケティングしたい、と考えている方の一助になると幸いです。
この記事の目次
YouTube広告へ展開するタイミングとは?
前述したとおり、今回は以前にWEB広告を実施している、ないし現在も出稿中であることを前提としているため、そもそもYouTube広告へ展開する(出稿媒体を増やす)タイミングはいつなのだろうか、というところから解説していきます。
WEB広告の中で「リスティング広告(検索連動型広告)」がプル型の営業体系だとすれば、SNS広告はプッシュ型に分類されるかと思います。(もちろんこのようにキレイに2つに分けることは困難です。リスティング広告でも「夏服」を探していたら「脱毛」の広告が出るように、プッシュ型の広告を出稿することは可能ですので、一概にくくることは困難です。)
YouTube広告は上記の2種類のどちらかに分類するとすると、SNS広告と似た性質からプッシュ型になると思われます。
一方で、こちらは商材にもよりますがSNS広告と比較してYouTube広告はCVRがあまり高くなく、獲得には不向きである場合が多いです。
上記を踏まえたうえで、YouTube広告へ展開するタイミングを提示すると下記のようになります。
- 指名検索を増やしたい
- YouTubeチャンネルも運用する予定である
- 動画広告を本格的に試したい
上記の3点であるかと思います。
ここから、この3点について説明していきます。
指名検索を増やしたい
この施策はいわゆる「認知拡大」「ブランディング」のいずれかが目的の広告をWEBで出稿したい場合であると想定できます。
TVCM感覚でユーザーへ届けることができるため、「〇〇で検索」などを動画の最後に出すか、「〇〇キャンペーン」というフレーズ(固有名詞)を動画広告内で訴求することで、広告を視聴したユーザーの検索キーワードをある程度狭めることで、再度検索し、流入してもらうことが目的となります。
上記が有力な施策になるのは、SEMがあまり出稿されていない場合やSEOで競合が少ない場合、競合にユーザーが取られることなく、自社のHPへ流入してもらうことが可能となります。
また、指名検索(社名検索だけでなく、製品名やサービス名も含みます。)の広告を出稿したい場合に、検索ボリュームが少なく、希望のキーワードで出稿することができない場合にも指定したキーワードの検索数を増やすことができる、という点で有効です。
YouTubeチャンネルも運用する予定である
YouTubeチャンネルを運用する、となった場合にもYouTube広告を活用した動画広告施策を打ち出すことは有効です。
YouTubeチャンネルのチャンネルの成果は大きく分けて2つあると考えられます。(YouTubeを収益化する際にも指標となっております。)
それは、「チャンネル登録者数を増やすこと」「動画の視聴回数(視聴時間)が増える事」です。そして詳しくは後述しますが、YouTube広告を活用してYouTubeチャンネルの登録者数を増加させることは可能です。
YouTubeチャンネルを活用する際に、YouTube動画広告もあわせて検討することをお勧めいたします。
動画広告を試したい
最後に、YouTube広告を出稿する際に最も可能性が高い理由がこの「動画広告」を試しに出稿してみたい、というテストマーケティングの意味合いがあるのではないでしょうか。
その際に、最も大きな動画プラットフォームであるYouTubeへ広告を出稿することは非常に手軽なケースとなり得ます。
これも詳しくは後述しますが、この動画広告を試したい、に関しましては「広告指標をどこに定めるか」がとても大切になります。
一方で、極端な話ですが、6秒の動画さえ用意してしまえば、明日からでも広告を出稿することが可能な点がYouTube広告(WEB広告)の良い面でもあります。
少額で出稿しても効果はあるのか
前置きとして、そもそもYouTube動画広告を出稿する際のきっかけや、展開のタイミングについて述べてきましたが、ここからが本題です。
YouTube広告は月額10万円程度の少額出稿でも効果があるのか、という問題にお答えしていきます。
YouTube広告の出稿目的はなにか?
YouTube広告へ動画広告を出稿する際に最も大切になることが、この「YouTube広告への出稿目的」になります。
前述したとおり、「CV目的」のみの場合、YouTube広告へ出稿することは最後の手段になります。(相対的にSNS広告、リスティング広告の方が獲得率は高いです。)
つまり、通常のWEB広告ではできない施策をYouTube広告では行うことがベターと考えられ、そのためにもYouTube広告を出稿する際には出稿目的を明確に設定する必要があります。
YouTube広告の少額出稿に活路はあるのか
では、本題ですがYouTube広告を出稿する際に、少額(月額予算10万円程度)での効果はあるのか、について解説していきます。
結論から述べますと、あります。
ただし、認知拡大や指名検索数の増加という施策ではあまり効果は見込めません。(Googleのディスプレイ広告と同程度になる可能性が高いです。)
少額でYouTube出稿をする場合は『YouTubeチャンネル登録者数の増加』を目的とすることで、広告の成果を実感いただけるかと存じます。
YouTube動画広告を用いて、YouTubeのチャンネル登録者数を増加させる方法に関しては下記の記事を参考にしていただけますと幸いです。
- 【YouTube動画広告】YouTube広告を使ってチャンネル登録者数を増やすには?
- YouTube広告を使ってチャンネル登録者数を増やすには?収益化のハードル、広告の種類や実際の効果について比較解説!Tubeインフィード動画広告運用のコツとは?
おわりに
今回は、YouTube動画広告を少額で出稿する、という点に絞りYouTube広告への出稿に関してお伝えさせていただきました。
本記事を通じて「動画広告=高い」というイメージから少し心理的ハードルを下げることで、「やってみようかな」「できるかも」と思っていただけると嬉しいです。
また弊社では、少額からのYouTube動画広告の運用代行も承っております。
YouTube広告へテストマーケティングの位置付けで配信を行いたい、といった方へまさにうってつけの環境もご用意しておりますので、ご検討いただけますと幸いです。